島根県/松江市
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堀川遊覧船
国宝松江城を囲む堀川を、屋根付きの小舟でゆっくり巡る観光遊覧船です。
水辺を彩る草花や水鳥など四季の自然の美しさと、江戸時代の風情が残る松江の街並みを船上から見ることができる、「水の都 松江」を象徴する観光スポットの一つです。低い橋の下を通るときは船の屋根が下がり、アトラクション気分が味わえます。船頭さんの魅力ある楽しいガイドも人気のヒミツです。冬限定のコタツ船もおすすめですよ。 -
小泉八雲旧居(ヘルン旧居)
明治24(1891)年6月から11月までの5ヶ月間、八雲がセツと共に暮らした屋敷です。庭のある侍の屋敷に住みたいという八雲の希望に適った旧松江藩士の武家屋敷で、『知られぬ日本の面影』の第16章「日本の庭」の舞台となった三方に庭が見える部屋や、八雲が好んで眺めた庭などが当時のまま保存されています。
(写真提供:小泉八雲記念館) -
小泉八雲記念館
城下町の風情が残る塩見縄手通り沿いにあり、八雲の愛用していた遺品や自筆原稿、初版本などが展示されています。生涯の紹介に加えて、八雲が再話した怪談を聞けるコーナーや、八雲の著書や関連書籍を収めたライブラリー、ミュージアムショップも充実しています。
(写真提供:小泉八雲記念館) -
月照寺
松江城西側にある「月照寺」は、平成8年に国の史跡に指定されました。本堂や宝物殿に続き、初代から第9代藩主までの廟所が厳かに並びます。
八雲の随筆「知られぬ日本の面影」にも登場する大亀の伝説や、様々な言い伝えの残るミステリアスな寺院です。春には約3万本のアジサイが咲き誇り、「アジサイ寺」としても知られています。 -
城山稲荷神社
松江藩初代藩主・松平直政が藩の守護神として祀ったのがこの神社。
近年では『玉を持つ石狐を見つけると願いが叶う』と、パワースポットとしても人気を集めています。八雲は境内に並ぶ千を超える数の石狐を珍しがり、通勤の途中にもしばしば立ち寄りました。特に隋神門前の一対の狐が八雲のお気に入りで、現在は二代目の石狐が門前で参拝者を出迎えています。 -
普門院(観月庵)
八雲がこの寺の怪談を紹介しています。
寺の近くにかかる小豆とぎ橋で、謡曲「杜若(かきつばた)」をうたうと恐ろしいことが起こるとか。松江城の鎮護として佇むこの寺には、三斎流の茶室・観月庵があり、不昧公も堀川を舟で訪れて茶事を楽しんだと伝えられます。また、荒川亀斎作の芭蕉像を安置する「芭蕉堂」もあり、町中とは思えない静寂が漂います。 -
ジャイアントストア松江
松江の観光には、レンタサイクルをご利用ください!自由に移動の幅が広がります。
ジャイアントストア松江店は、なんと松江しんじ湖温泉駅直結!一畑電車は自転車と一緒に乗車することができるので、サイクルトレインのためのお店と言っていいでしょう。主にクロスバイク、ロードバイクがレンタルされており、電動自転車も数台準備されています。 -
島根県立美術館
日本の夕日百選に選ばれている宍道湖の夕日は、その美しさで多くの人々の心を癒してくれます。宍道湖の畔に建ち、夕日もアートとして鑑賞することができる山陰を代表する美術館です。
美術館裏の芝生には「宍道湖うさぎ」と呼ばれる12羽のうさぎのブロンズ像が並び、前から2羽目のうさぎに西を向きながら優しく触れると、幸せが訪れると言われています。ぜひ美しい宍道湖の夕日とアートをお楽しみください。 -
武家屋敷
松江城の北側堀沿いに長屋門や塀が続き、松江で最も城下町らしい面影を残す武家屋敷。
塩見縄手(しおみなわて)の名前の由来とされる塩見小兵衛(しおみこへえ)も住んだ屋敷で、上級・中級武士が入れ替わり住んでいました。
式台玄関 (来客用玄関) から座敷にわたる部分と、私生活の部分では造りも材料も違っており、武家の公私の別の厳しさを示している建物です。また、築山式の庭園は、飾りを省いた素朴な造りになっており、質実剛健の気風をうかがうことができます。 -
国宝 松江城
全国に現存する12天守のひとつで、別名「千鳥城」とも呼ばれています。2025年は国宝指定10周年の節目の年です。天守の最上階からは、松江の街並みや宍道湖の絶景を見渡すことができます。城山公園内の遊歩道では、椿、桜、ナンジャモンジャ、ツツジなど四季折々の自然が楽しめます。観光専属ガイドと一緒に廻ると松江城の秘話を聞くことができ、魅力が深まります。松江の観光は、まず「国宝松江城」から。

